不審な屋根業者の急な訪問によるトラブル

松阪市や全国的に現在増えているトラブルが、急な訪問業者による屋根工事の点検商法です。

「お宅の屋根が傷んでいる」「近所で行う工事の挨拶に来た」「今なら無料で点検を行っている」「無料で耐震診断をします」などと言って屋根に上った後、「早く修理したほうが良い」と屋根の問題を指摘して契約を取る手口です。

昨今の地震や台風で各地に被害があったときから増えたトラブルで、不安を煽って高額な工事費用を請求する詐欺のひとつです。

悪質な屋根訪問業者のポイント

いきなり訪問して点検をしようとしてくる業者には注意が必要です。怪しいと感じたら話を聞かないようにしましょう。

怪しい業者の話を聞いたり契約してしまうと芋づる式に外壁や内装等の問題も指摘されてさらに高額な工事費用を請求されかねません。

ほとんどの業者が真摯にお客様や仕事と向き合って丁寧な仕事をしています。一部の悪質な業者に引っかからないようにまずは公式HPを見たり調べたりして、相手がどんな業者なのか知ることが大切です。

急な屋根訪問業者への対処法

理由をつけて屋根に上ろうとしてきますが、屋根に上らせないことが重要です。

というのも、屋根に上ったあと屋根の瓦をわざと割ったり傷をつけたりする恐れがあるためです。

傷をつけられなかったとしても、点検させてしまったら訪問業者は契約を取るまで食い下がるでしょう。

「身内に屋根業者がいるから結構です」「知り合いの屋根業者に相談します」と言えば、相手もすぐに諦めるはずです。

ないとは思いますが、それでもしつこくされる場合は名刺を求めたり、音声記録を取ることを伝えてみてください。身の危険を感じたら迷わず警察を呼びましょう。

契約してしまったときの対処法

クーリングオフが適用できる可能性があります。クーリングオフとは契約を結んだあと、一定期間内（8日以内）に契約を解除できる権利のことをいいます。

消費者保護の一環として導入された制度で、いらない契約や衝動的な判断による後悔を防ぐために設けられました。

クーリングオフ期間は申込書または契約書を受け取った日から算出されるため、期間内の場合はすぐに相手業者にクーリングオフの通知を行いましょう。

被害や対応が悪質な場合は「消費者ホットライン（188）」に相談するのもひとつの手です。

まとめ

突然訪問した屋根業者を断りきれず契約してしまうと「そもそも工事は必要だったのか」「工事の金額は適正なのか」など、後々不安に思って私たち和田商店に相談いただくケースがあります。

「今なら」「今すぐ」と、その場での契約を促してくるかと思いますが、誠実な屋根業者では見積もりや内訳を出し、その場での契約を促しません。

普段から見ない屋根の不安を煽って高額請求してくる訪問屋根業者トラブルを防ぐためには、信頼できる屋根業者を見つけておくことをおすすめします。

和田商店は松阪市から三重県全域まで相談可能なため、お気軽にご相談ください。

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