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2024.02.07

屋根のメンテナンス時期はいつ?必要性や方法を松阪市のプロが紹介

屋根のメンテナンスの必要性

屋根のメンテナンスの必要性

屋根は365日休みなく家を守ってくれているため、屋根のメンテナンスは建物の寿命を延ばすことに直結します。

反対に、屋根のメンテナンスを行わないと「雨風の侵入」「虫の侵入」「屋根材の落下」「屋根の崩壊」などを招く恐れがあります。

屋根材によっておすすめのメンテナンス時期は異なりますが、屋根の問題が大きくなる前に15年〜20年に1回を目安に屋根点検を行っていただくことをおすすめします。

 

屋根の種類とメンテナンス

屋根の種類

一言で「屋根」といっても屋根には種類があり、屋根材によっておすすめのメンテナンス時期は異なります。屋根には大きく分けて以下の4種類があります。

  • 瓦屋根
  • スレート屋根
  • 板金屋根
  • アスファルトシングル

 

瓦屋根

瓦屋根には「粘土瓦」と「セメント瓦」があり、粘土瓦の耐用年数は50年前後、セメント瓦の耐用年数は30年ほどです。

瓦自体が強くとも、屋根の下地素材や棟などに損傷が見られる場合があるため、メンテナンスは20〜30年に一度行うことをおすすめします。

 

スレート屋根

最近の住宅で多いスレート屋根は15年前後でのメンテナンスがおすすめです。色の種類が豊富だったり、比較的安価な屋根材のため取り扱いが増えましたが、耐用年数が比較的短い屋根材です。

ちなみに2006年以前に建てられた建物の場合、アスベストを含むスレート屋根の可能性があります。その場合、耐用年数は延びるものの、撤去の際に十分な配慮が必要になります。

 

板金屋根

板金屋根には「ガルバリウム鋼板」と「トタン」があります。ガルバリウム鋼板は耐用年数が30年程度、トタンの耐用年数は10〜20年程度です。

トタンは安価な屋根材ですが耐用年数が非常に短いため、最近では使用されることが少なくなってきました。

 

アスファルトシングル

アスファルトシングルは改良が重ねられているため、今と昔では品質が異なります。ほとんどの場合、10年ほどで劣化が始まるのでそのくらいを目安にするといいでしょう。

 

屋根のメンテナンス方法

屋根のメンテナンス方法

屋根のメンテナンス方法は主に以下の3つです。

  • 塗装
  • カバー方法
  • 葺き替え

 

上記のメンテナンス方法の中で、どの工事がご自宅に適しているかは屋根の素材や屋根の状態によって大きく異なります。プロの屋根業者に相談してから判断しましょう。

また、屋根メンテナンスの際には外壁のリフォームも併せて検討することをおすすめします。

屋根の工事の際には足場が組まれるため、同様に足場を必要とする外壁の工事を行うことで足場代の節約になります。

 

塗装によるメンテナンス

屋根の表面を塗装することで経年劣化を防ぐ方法です。

屋根の劣化が軽度であれば塗装をすることで劣化の進行を防ぎ、色あせやコケなどの表面的な劣化症状を改善させることができます。

 

カバー方法によるメンテナンス

現在の屋根の上に防水紙を敷いて新しい屋根材を被せる方法です。

屋根が二重になるため断熱性や防音性が高くなるものの、すべての屋根に適用できるわけではありません。現在の屋根の下地素材の劣化が激しい場合は他の工事が推奨されます。

 

葺き替えによるメンテナンス

現在の屋根材を撤去し、屋根の下地素材から新しくする方法です。上述したメンテナンスの中で1番大規模のため、費用も高額になりますが、屋根が丸ごと新しくなります。

内部の劣化を修復し、新築同様の屋根に生まれ変わります。

 

その他屋根の補修工事

瓦屋根の場合、「漆喰の詰め直し」と「棟瓦の積み直し」を補修工事として行うこともあります。

 

漆喰の詰め直し

漆喰の劣化が見られた際に既存の漆喰を取り除き、新しい漆喰を塗り込む方法です。ダメージを受けている部分が漆喰のみで、比較的劣化の症状が軽い場合に行われます。

 

棟瓦の積み直し

棟にずれなど問題が見られた場合に、一度棟瓦を取り外し積み直す方法です。既存の棟瓦が使える場合は既存のものを使用しますが、劣化や損傷が激しい場合は新しいものを使います。

棟瓦が旧来の施工方法で施工されていた場合、地震や台風といった自然災害の影響を受けやすいため、現在の施工方法で積み直しを行う提案がされることもあります。

 

信頼できる屋根業者を

信頼できる屋根業者

屋根の小さな異変に普段の生活で気づくことはまれです。

最近では突然訪問し、屋根の異常を訴え家主の不安を煽って高額な工事費用を請求する詐欺も増えてきています。

信頼できる屋根業者を見つけておくことは、詐欺被害を防止し、定期的に屋根の点検をして建物の寿命を延ばすことにもつながります。

突然の屋根業者訪問については以下で詳細を解説していますので、併せてご覧ください。

▶︎ 松阪市での急な屋根業者の訪問にご注意ください

 

まとめ

瓦屋根

地上から確認できない屋根は点検するだけでも梯子をかけたり、場合によっては足場を組むなど大掛かりな作業が発生することも少なくありません。

私たち和田商店はドローンによる点検を導入することで、気軽に屋根の点検をご依頼いただける体制を整えております。

明治21年(1888年)から松阪市の皆さまに支えられながら、私たち和田商店には130年以上続く歴史や先人達から紡いできた技術と経験があります。

屋根は365日休みなく家を守る大事な部分です。屋根の問題が複雑化する前にお気軽にご相談ください。

 

▼対応エリア
津市・松阪市・伊勢市・鈴鹿市

上記エリアを中心に三重県全域の下記を対応しています。
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